YouTubeで投げ銭を送りたいけど、やり方がよく分からない…
スパチャとスーパーサンクスって何が違うの?
YouTubeの投げ銭(スパチャ)は、ライブ配信中に視聴者がお金を払って応援メッセージを届けられる機能です。
送った金額によって画面の背景色が変わり、チャット欄の上部に固定表示される時間も変わります。
この記事では、スパチャの送り方・金額・手数料の仕組みから、配信者として受け取るための条件まで解説していきます。
- スパチャとスーパーサンクスの違いと基本的な仕組み
- パソコン・スマホ別のスパチャの送り方ステップ
- 金額・手数料・色の関係と配信者に届く金額の目安
YouTubeの投げ銭(スパチャ)とは何かを3分で理解しよう
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YouTubeの投げ銭は、ライブ配信中に視聴者から配信者へお金を届けられる応援機能です。
「スパチャ」という呼び名はスーパーチャット(Super Chat)の略で、YouTube独自の公式機能として2017年に登場しました。
ここでは、スパチャの基本的な仕組みと、似た機能との違いについて説明していきます。
スパチャ(スーパーチャット)はYouTube専用の投げ銭機能
スパチャとは、YouTubeのライブ配信やプレミア公開の視聴中に使える有料コメント機能です。
視聴者が金額を決めてメッセージを送ると、チャット欄の上部に目立つ形で一定時間表示されます。
配信者はスパチャを受け取ることでライブ配信中に直接収益を得られるため、活動の大きな支援になります。
視聴者にとっても、普通のコメントより目立つ場所に表示されるため配信者に読んでもらいやすくなるメリットがあります。
スパチャはライブ配信中・プレミア公開中のみ利用できる機能で通常の録画動画には使えません。
スパチャとスーパーサンクスの違い
スーパーサンクスは、ライブ配信だけでなく通常の動画にも使える投げ銭機能です。
スパチャがライブ配信専用なのに対し、スーパーサンクスは録画済みの動画にも支援を届けられます。
どちらもYouTube公式の投げ銭機能ですが、使えるタイミングと表示される場所が異なるため、目的に合わせて使い分けましょう。
- ライブ配信・プレミア公開のみ対応
- チャット欄の上部に固定表示される
- 100〜50,000円の範囲で金額を選べる
YouTubeで投げ銭(スパチャ)を送るやり方
スパチャを送る操作は難しくなく、ライブ配信中にいくつかのステップを踏むだけで完了します。
パソコンとスマホで操作の流れが少し異なるため、使っているデバイスの手順を事前に確認しておくとスムーズです。
ここでは、パソコンとスマートフォンそれぞれのスパチャの送り方をステップ別に解説していきます。
パソコンからスパチャを送る手順
パソコンからスパチャを送るには、まずYouTubeにログインしてライブ配信の画面を開きます。
チャット欄の入力エリア右側にある「¥」または「$」マークをクリックすると、送金画面が開きます。
- YouTubeにログインしてライブ配信を開く
- チャット欄右側の「¥」マークをクリックする
- 金額をスライダーか直接入力で選ぶ
- メッセージを入力して「スーパーチャットを送信」をクリック
送信ボタンを押した時点で決済が確定するため、金額とメッセージを送る前に必ず確認しておきましょう。
スマートフォン(Android・iOS)から送る手順
スマートフォンからスパチャを送るには、YouTubeアプリを開いてライブ配信の画面に進みます。
チャット欄の入力エリアにある「¥」アイコンをタップすると、スパチャの送金画面が表示されます。
- YouTubeアプリでライブ配信を開く
- チャット欄の「¥」アイコンをタップする
- 金額を選んでメッセージを入力する
- 支払い方法を確認して送信ボタンをタップして完了
iOSとAndroidで操作の流れはほぼ同じですが、iPhoneアプリで送った場合はAppleの手数料が加わるため、配信者に届く金額がAndroidより少なくなることがあります。
YouTube投げ銭で知っておきたいお金の仕組み
スパチャを送る前に、金額の目安や手数料の仕組みをあらかじめ理解しておくことが大切です。
「配信者に全額届くの?」「いくら送ればいい?」という疑問は、仕組みを知れば送る前に解決できます。
ここでは、金額・手数料・色の関係についてまとめて説明していきます。
スパチャの最低金額と上限額の目安
日本でスパチャを送るときの最低金額は100円で、1回あたりの上限額は50,000円です。
1日に使える合計額にも上限があり、1日あたり500USドル相当・1週間あたり2,000USドル相当が目安となっています。
最初は無理のない金額から始めて、配信の盛り上がりに合わせて金額を調整するとよいでしょう。
上限額を超えた送金はできないため、大きな金額を送りたい場合は日をまたいで分けて送る方法もあります。
iOS端末の場合、1日の上限額がAndroidやパソコンと異なる設定になっている場合があります。
手数料はGoogleが約30%取るため配信者に届く金額は少ない
スパチャで送った金額のうち、約30%はGoogleの手数料として差し引かれます。
例えば1,000円のスパチャを送っても、配信者が受け取る金額は約700円が目安で全額が届くわけではありません。
さらにiPhoneアプリで支払った場合はAppleの手数料も加わるため、配信者の手取りはさらに少なくなります。
配信者を最大限応援したい場合は、PCやAndroidからスパチャを送るほうが手数料の割合が低くなります。
手数料の詳細はYouTube公式ヘルプにも記載されているため、気になる方は確認してみましょう。
金額によって画面に表示される色と固定時間が変わる
スパチャは送った金額に応じてチャット欄の背景色が変わり、高額なほど目立つ表示になります。
金額が高いほどチャット欄の上部に固定表示される時間が長くなり、配信者に読まれやすくなります。
- 青:100〜199円(固定表示なし)
- 水色:200〜499円(固定表示なし)
- 黄緑:500〜999円(短時間の固定表示あり)
- 黄色:1,000〜1,999円(固定表示あり)
- オレンジ:2,000〜4,999円(固定表示あり)
- マゼンタ:5,000〜9,999円(固定表示あり)
- 赤:10,000〜50,000円(最長固定表示・赤スパ)
青や水色は固定表示がなく流れやすいですが、少額でも配信者への応援の気持ちを伝えることは十分できます。
特に「赤スパ」と呼ばれる10,000円以上のスパチャは最も目立つ赤色で表示され、配信に強いインパクトを残せます。
投げ銭を配信者として受け取るための条件と設定
投げ銭を受け取る側に回るには、YouTube側の条件を満たしてから専用の設定をオンにする必要があります。
「どうすれば自分のライブ配信でスパチャを受け取れるの?」という疑問は、YouTubeパートナープログラム(YPP)の仕組みを理解すれば解決します。
ここでは、スパチャを受け取るための条件と、受け取った金額を換金するまでの流れを説明していきます。
スパチャを受け取るにはYouTubeパートナープログラムへの参加が必要
スパチャを受け取るには、YouTubeパートナープログラム(YPP)への参加が条件です。
2024年から導入された拡充版YPPでは、チャンネル登録者500人以上を達成すればスパチャの受け取りが可能になりました。
ただし、登録者500人のほかに「直近12ヶ月の再生時間3,000時間以上」または「直近90日間のショート視聴回数300万回以上」も必要です。
- チャンネル登録者数 500人以上
- 直近12ヶ月の総再生時間 3,000時間以上(または直近90日間のショート視聴回数 300万回以上)
- 直近90日間に公開した有効な動画が3本以上
- AdSenseアカウントとの連携
条件を満たしたらYPPに申し込み、審査通過後にYouTube StudioでスパチャをONにしてはじめて受け取れます。
受け取った投げ銭を換金するまでの流れ
スパチャで受け取った収益は、Googleアドセンス(AdSense)経由で配信者の銀行口座に振り込まれます。
毎月末に収益が確定し、翌月21日以降に最低支払い額の8,000円以上に達した場合に振り込まれます。
8,000円に達していない月は翌月以降に繰り越しとなるため、活動し始めたばかりの頃は受け取りまで時間がかかることがあります。
- ライブ配信でスパチャを受け取る
- 毎月末に収益が確定する
- 翌月21日以降にAdSenseへ支払われる(8,000円以上の場合)
- AdSenseに登録した銀行口座へ入金される
振り込みを受けるには、事前にAdSenseアカウントに銀行口座を登録しておく必要があります。
YouTube投げ銭を送る前に知っておきたい注意点
スパチャは手軽に送れる分、うっかり失敗しないために事前に知っておきたいルールがあります。
払い戻しができない・なりすましアカウントへの誤送金など、後悔につながるリスクを事前に把握しておきましょう。
ここでは、スパチャを送る前に確認すべき3つの注意点を解説していきます。
一度送ったスパチャは払い戻し不可
スパチャは送信した時点で決済が確定するため、後から取り消したり払い戻したりすることはできません。
「間違えた金額で送ってしまった」「違うアカウントに送った」という場合でも、返金対応はされません。
送信前に金額・メッセージ・送り先が正しいかを落ち着いて確認する習慣をつけることが大切です。
スパチャは送信ボタンを押した瞬間に取り消せなくなります。送る前の最終確認を必ず行いましょう。
特に高額のスパチャを送るときは、金額の確認を二度以上行うと後悔を防げます。
使いすぎを防ぐために1日の上限金額を決める
スパチャは手軽に送れるため、気づかないうちに使いすぎてしまうリスクがあります。
「今日は〇〇円まで」と自分で上限を決めておくと、配信の熱気に流されて後悔する事態を防げます。
スパチャはあくまでも応援の手段のひとつです。
生活費や必要な支出に影響しない金額の範囲で楽しみましょう。
配信者を長く応援し続けるためにも、無理のない範囲で継続的に支援するほうが配信者にとっても喜ばれます。
月に使える投げ銭の予算をあらかじめ決めておくと、ムダ遣いや後悔を防ぎやすくなります。
なりすましアカウントへの誤送金に注意
人気配信者を装った「なりすましアカウント」が存在し、そこに誤ってスパチャを送ってしまうケースがあります。
応援したい配信者のアカウントかどうかを、チャンネル名・URLのスペル・認証バッジで確認してから送るのが安全です。
誤送金してしまっても払い戻しはできないため、特に初めてスパチャを送るときは慌てずに確認する時間をとりましょう。
名前が似ているだけの別チャンネルへの誤送金ケースも報告されています。
公式チャンネルには認証バッジ(チェックマーク)がついていることが多いため、送信前に必ず確認してください。
YouTube投げ銭に関するよくある質問
スパチャを送る前に疑問に思いやすいポイントをまとめました。
匿名での送り方や支払い方法など、事前に知っておくと安心できる疑問に回答していきます。
スパチャは匿名で送れる?
スパチャを送ると、チャット欄にはGoogleアカウントのチャンネル名が表示されます。
本名を使っていないチャンネル名なら事実上は匿名に近い形にできますが、完全に名前を非表示にする機能はありません。
スパチャを送る前に、チャンネル名が自分の本名や個人情報と結びついていないか確認しておくと安心です。
Googleアカウントのチャンネル名は事前に変更できるため、気になる方はスパチャを送る前に確認しておきましょう。
クレジットカードなしでも送れる?
スパチャはクレジットカードがなくても、Google Payや登録済みの決済手段から送ることができます。
デビットカードやプリペイドカードも対応している場合があるため、お使いのアカウントで利用可能な支払い方法を確認してみましょう。
ただし、支払い方法はデバイス(iOS・Android・PC)によって異なるため、事前に確認するとスムーズです。
Googleアカウントに決済情報を登録しておくと、スパチャをすぐに送れる状態になります。
支払い方法の種類や制限はYouTubeの公式ページで最新情報が確認できます。
スパチャを送ったのに配信者に読まれないのはなぜ?
スパチャを送っても配信者に読まれないケースは、視聴者が多い配信で特に起こりやすいです。
大人数が参加している配信ではスパチャが次々と流れてしまい、すべてを読む時間が取れないことがあります。
金額の高いスパチャほど固定表示時間が長くなるため、より目に留まりやすくなります。
「読まれることを期待しすぎず、応援の気持ちを伝える手段のひとつ」として活用するのが長く楽しむコツです。
配信者によってはアーカイブ後にスパチャを読み返してくれるケースもあるため、必ずしもリアルタイムで読まれるとは限りません。
YouTubeの投げ銭は仕組みを知ってから送れば失敗しない
スパチャはYouTubeのライブ配信を盛り上げ、配信者への応援を形にできる便利な機能です。
最低100円から送れて操作も簡単ですが、払い戻し不可・手数料ありという基本的なルールをあらかじめ知っておくことが大切です。
Googleが約30%の手数料を取るため、配信者に届く金額は送った額の約70%が目安になります。
- スパチャはライブ配信専用の投げ銭機能(スーパーサンクスは通常動画にも使える)
- 最低100円〜最大50,000円、Googleが約30%の手数料を取る
- 金額によって色と固定表示時間が変わる(赤スパが最長)
- 配信者が受け取るには登録者500人以上のYPP参加が必要
仕組みを理解したうえで、無理のない金額で大切な配信者を応援するのが一番の楽しみ方です。
スパチャは使い方さえ知れば怖くありません。最初の一歩として少額から試してみましょう。


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